【2H】ヘッドガスケット抜け → ヘッドOHの旅 #1

【2H】ヘッドガスケット抜け → ヘッドOHの旅 #1

Golf Mk1 Cabriolet

サマリー

  • 車両:Volkswagen Golf Mk1 Cabriolet
  • エンジン:2H
  • 作業:ヘッドガスケット交換/シリンダーヘッドOH(予定)
  • 症状
  • 4番シリンダー失火
  • 抜いたオイル底部に金属粉(ラメ)
  • 軽度の乳化痕あり
  • 現時点の判断
    ヘッドガスケット抜けが主因。
    ピストンリング損傷の可能性は否定できないが、
    現段階ではコンロッドメタルまでは到達していないと判断

状況

エンジンの調子が明らかにおかしくなり、
点検を進めたところ 4番シリンダーの不調が顕著だった。

4番でガスケット抜け。プラグが綺麗になっていてびっしょり。高速を降りて3発になって、コンビニで水を補充しながら帰ってきた。
4番でガスケット抜け。プラグが綺麗になっていてびっしょり。高速を降りて3発になって、コンビニで水を補充しながら帰ってきた。

オイル交換時、
抜いたオイルの底にラメ状の金属粉が沈殿しているのを確認。
また、明確ではないが 軽い乳化の痕跡も見られた。

この時点で、

  • 「即終了レベル」ではない
  • しかし「何もなかった顔で走り続けていい状態」でもない

という、非常に微妙なライン。


抜いたオイルの状態

  • 通常より明らかに多い金属粉
  • 完全な白濁ではないが、乳化を疑わせる痕跡あり

第一印象としては、

  • ピストンリングに何らかのダメージが出ている可能性
  • ただし、
    コンロッドメタルまで行っている感触はない

というもの。

この段階で、
「腰下を開けるかどうか」は まだ保留とした。


フィルター確認

オイルフィルターを外して内部を確認。

  • 金属粉はある
  • ただし、想像していた“致命的な量”ではない

正直な感想として、

「……これ、案外いけるんじゃないか?」

という手応えもあった。


判断整理(ここが重要)

現時点で考えられる選択肢は3つ。

  1. 腰下まで全バラ
    → 確実だが、時間・工数・リスクが一気に跳ね上がる
  2. ヘッドガスケット交換+ヘッドOHのみ
    → 原因がここなら最小で済む
  3. 一旦組んでフラッシング前提で様子見
    → もっとも現実的だが、覚悟が要る

今回は ②を主軸に進めることにした。

理由は明確で、

  • ガスケット抜けは 4番で確定
  • 金属粉の量が「致命ライン」を超えていない
  • 今後フラッシングという“逃げ道”も残せる

現在の方針

  • ヘッド脱着は 既定路線
  • シリンダーヘッドは OH前提
  • ピストンリング交換は 現時点では見送り
  • コンロッドメタルには 触らない

もちろん、
ヘッドを外した時点で状況が変われば、
その場で判断を切り替える。


次の工程(予定)

  • シリンダーヘッド脱着
  • ガスケット状態の確認(4番中心)
  • 燃焼室・バルブ周りの状態確認
  • ステムシール/ガイドの状態確認
    (※ 1番はガイドガタも疑っている)

補足メモ(未来の自分用)

  • 今回の判断は「楽観」ではなく「段階的対応」
  • フラッシング前提というカードを残している
  • 異音・油圧低下が出たら即中断

参考・リンク


続く